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横浜で車検を受けるなら|業者の選び方や車検費用削減のコツを解説

横浜で車検を受けるなら|業者の選び方や車検費用削減のコツを解説

今回は、横浜で車検を受ける際に注意したいポイントについて紹介します。

横浜の交通事情や、横浜で利用できる車検業者の種類、車検費用の抑え方などについても解説をしているので参考にしてください。

5年目以降の車検費用の注意点など、横浜で車検を受ける前に知っておきたい内容についても押さえています。

この記事でわかること

  • 車検前に自身の車種を確認する
  • ネット割引など特典を確認
  • 公式情報だけでなく口コミなども確認
  • 横浜は都心に近く交通量が多い
  • 車検業者は大きく5種に分類できる
  • 複数業者の見積もりを比較すると良い
  • 5年目以降の車検費用は高くなる傾向
  • 定期的なメンテナンスなどで費用を抑える

横浜で車検を受けるなら

横浜で車検を受けるなら

神奈川県横浜市は、東京都心からほど近く産業が発展している日本でも有数の都市です。

交通量も非常に多く、東京都心と中部地方以西をつなぐ要衝でもあります。

神奈川県の自動車登録台数は、全国的にも非常に多い部類に入る点からも、交通量の多さが推し量れるでしょう。

また、交通量の多さに伴って、交通事故の件数も多いのが特徴として挙げられます。

交通事故による死者数の多さでは、全国でも高い順位を占める年度が多く、運転時は大いに配慮する必要があるでしょう。

交通量の多い横浜で、少しでも事故に見舞われるリスクを減らすため、適切に車検を受けて自動車の整備を徹底しましょう。

以下で、横浜で車検を受ける際の一般的な注意点についての解説をするので、ぜひ参考にしてください。

自分の車種と車検費用の確認

横浜で車検を受ける前に、ご自身が保有している対象の車両の車種と費用について確認しましょう。

自動車の車検費用は、大きく以下の3種類に分類できます。

  • 法定費用
  • 車検基本料
  • 整備料

このうち、法定費用は車種によって料金は決まっており、どの車検業者に依頼しても違いはありません。

車検基本料や整備料は、車検業者によって設定価格や実施内容に違いがあるため、比較する際のポイントとなるでしょう。

個人宅で利用する乗用自動車の車種は、主に以下の4種類に大別できます。

  • 軽自動車
  • 小型車(1.0トン以下)
  • 中型車(1.0~1.5トン以下)
  • 大型車(1.5~2.0トン以下)

以下で、車種ごとの車検費用の目安を紹介するため、ご自身が保有する車両の費用目安を確認しましょう。

軽自動車の車検費用目安

軽自動車の車検費用のうち、法定費用は以下の通りです。

自賠責保険(24か月)17,540円
自動車重量税6,600円
印紙税1,600円
合計25,740円
*自動車重量税はエコカー対応の場合金額が変わる

以上に加えて、車検基本料及び整備料がかかります。

軽自動車の場合、他の車種と比較して費用負担を抑えられるのは大きなメリットといえるでしょう。

車検費用とは別に、毎年自動車の所有者に納税義務のある自動車税の金額も少なく設定されています。

維持費の抑制を最優先に考える人は、軽自動車を選択すると良いでしょう。

小型車の車検費用目安

小型車の車検費用目安。軽より高い費用が掛かる

小型車とは、軽自動車以外の1.0トン以下の車両を指します。

小型車に掛かる車検費用のうち、法定費用は以下の通りです。

自賠責保険(24か月)17,650円
自動車重量税16,400円
印紙税1,600円
合計35,650円
*自動車重量税はエコカー対応の場合金額が変わる

実際に車検を行った際は、以上に加えて車検基本料や整備料が掛かります。

法定費用に加え、整備料などに関しても軽自動車よりも高い費用が掛かるケースが多いです。

中型車の車検費用目安

中型車とは、1.0~1.5トン以下の車両で、カローラなどが代表例です。

中型車に掛かる車検費用のうち、法定費用の内訳は以下の通りです。

自賠責保険(24か月)17,650円
自動車重量税24,600円
印紙税1,600円
合計43,850円
*自動車重量税はエコカー対応の場合金額が変わる

以上の費用に加え、実際は車検基本料及び整備料がかかりますが、軽自動車や小型車に比べて高くなる傾向があります。

全体的な車検費用は、車両が大きくなるにつれて高くなっていくのが一般的であるため、購入する車種を決める際に費用の目安をつかんでおきましょう。

大型車の車検費用目安

大型車は、1.5~2.0トン以下の乗用自動車で、クラウンなどが代表例です。

大型車に掛かる車検費用のうち、法定費用の内訳は以下の通りです。

自賠責保険(24か月)17,650円
自動車重量税32,800円
印紙税1,600円
合計52,050円
*自動車重量税はエコカー対応の場合金額が変わる

大型車の車検時に掛かる車検基本料や整備料は、他の車種に比べて最も高くなるケースが多いと考えられます。

購入する自動車を決める前に、あらかじめ車種ごとの車検費用の相場を確認を済ませると安心でしょう。

購入店舗に問い合わせると、おおよその費用相場を提示してくれるケースも多いです。

ネット割引や早期割引をチェック

ネット割引や早期割引をチェック

車検を依頼する専門業者を決める際は、ネット割引や早期割引などお得なサービスがないか確認しましょう。

依頼先によっては、インターネットでの申し込みによって割引が受けられる場合があります。

手軽に申し込みができるうえに費用を抑えられるため、非常にお得な設定といえるでしょう。

また車検日から一定の日数以前に申し込みをした場合には、早期割引として車検費用を値引いてもらえる専門業者もあります。

車検の予約受付の期日は、車検業者によってまちまちですが、中には車検を終えてからすぐに2年後の車検予約に対応しているケースもあります。

先の予定が決まっていなかったとしても、あらかじめ予約をいれる人も多いかもしれません。

早期割引を活用する際は、予定が変更になった場合に備え、キャンセルの期日を事前に確認すると安心でしょう。

また、依頼をする予定の車検業者が決まったら、何らかの割引があるか確認するのも大切です。

Google MapやSNSの口コミを確認

信頼して作業及び手続きを任せられる車検業者を選びたい場合には、Google MapやSNSなどの口コミをチェックすると良いでしょう。

公式サイトに掲載されている情報を見て、信頼できそうであると判断するのは危険かもしれません。

自社のサービスに関して、悪い点を自ら公表するケースは少ないでしょう。

利用者の口コミ情報を多く集めて、車検業者の信頼度を確認する方法はおすすめです。

Google Mapには、各業者の位置情報だけでなく、利用者の口コミコメントも掲載されています。

また、X(旧Twitter)などの大手SNSの情報も参考にすると良いでしょう。

口コミ投稿はあくまで個人の情報であるため、信頼度に欠けると考える人も多いでしょう。

しかし、数多くの口コミ投稿を見て、高評価のコメントが多い場合には信頼できると判断して差し支えありません。

公式サイトの情報を鵜呑みにするのではなく、各種口コミなど別の視点からも確認してサービスの信頼性を担保するのは、安心して作業を任せられる車検業者を見つける際に有効な対策といえるでしょう。

車検時の整備作業の質の高さをチェック

整備作業の質の高さをチェック

安心安全な運転を重視したい場合には、車検業者が整備作業を行う際の質の高さを確認しましょう。

車検業者の中には、車検に通る最低限の整備しか行わないところも多いです。

必要最低限のみの対応をする業者に依頼をすると、車検に掛かる費用を抑えられるため、人によってはメリットが大きな車検業者といえるでしょう。

一方で、車検に合格するのはもちろんのこと、より安全に乗車ができてかつ快適な運転を楽しめるように質の高い整備を施す専門業者もあります。

車検業者によって、整備に取り組む方針は異なります。

どこの業者が良いというわけではなく、費用を重視するのか整備の質の高さを追求するのかで、選ぶべき車検業者は異なってくるでしょう。

車検業者ごとの整備作業の質の高さを事前に確認し、自身が希望する業者選びをするのが大切です。

車検にかかる時間の目安を確認

車検業者を選ぶ際は、車検手続きにかかる時間の目安を確認するのも大切です。

車検作業中は、専門業者に自身の車両を預ける必要があり、利用ができません。

日常的に自動車を利用する生活をしている人や、自家用車を仕事に利用している人にとっては、自動車が使えないのは死活問題となるでしょう。

車検業者によっては、車検当日に納車を受けられるような、迅速な対応をしてくれるところもあります。

できるだけ短時間で車検を終えたい人は、対応スピードが早い業者を優先的に選択すると良いでしょう。

また、車検業者によっては代車を用意してくれる場合もあります。

自家用車にこだわらない場合は、代車の有無とその費用を確認しましょう。

アフターサービスや特典の内容を確認

車検業者の選定の際は、アフターサービスや特典の内容も確認すると良いでしょう。

車検業者によっては、車検後一定期間において故障時の保証が受けられる場合があります。

タイヤやバンパーなど、実際に整備を行った箇所以外にも保証が適用されるケースがあり、安心して運転できるでしょう。

また、カー用品店で車検を受ける場合には店舗での買い物で割引が受けられるなどの特典が適用される場合もあります。

ガソリンスタンドで車検を依頼した場合には、一定期間ガソリンの割引が受けられるなど、車検業者によって特典の内容は様々あります。

車検業者の選定をする際は、費用の比較ももちろん大切です。

それに加えて、アフターサービスの充実ぶりや各種特典の内容も確認して、総合的に最もお得で自分に合っている車検業者を選ぶと良いでしょう。

横浜の交通事情

横浜の交通事情。整備を確実に進める方が安心

横浜で車検をする前提条件として、横浜近辺の交通事情について知るのも重要です。

横浜近辺は全国的に見ても交通量が非常に多い地域であるため、車検を通して整備を確実に進める方が安心できるでしょう。

横浜という地理条件を鑑みると、交通量が多くなるのも当然のことと納得できます。

横浜での車検を検討する人は、交通面において横浜がどのような場所であるのか、以下の内容を参考にして理解するのをおすすめします。

首都東京からほど近い立地条件

横浜は、首都の東京都からほど近い立地条件にあります。

首都圏と近い立地条件にあるという点で、必然的に交通量が多くなるのもうなづけるでしょう。

東京都は全国で最も人口が多い都道府県で、中でも東京23区は人口が集中しています。

東京23区に次いで人口が多い都市というと、大阪を連想する人が多いかもしれません。

しかし、実は横浜が全国で第2位の人口を占めています。

全国で人口が1位と2位の都市が隣り合っているため、人の行き来も多くなります。

公共交通機関が発達しているとはいえ、自動車を利用してお互いの都市を行き来する機会も多いでしょう。

人口が多いということは、トラックなどの商業用車両の行き来も多くなります。

さらに、横浜は首都圏と中部以西との要衝の位置を占めています。

東西を行き来する車両も多く、交通量が非常に多いです。

東京へのルートは数多くある

横浜と東京を行き来するルートは、実は数多く用意されています。

横浜と東京をつなぐ主なルートは、以下の4種類です。

  • 首都高1号羽田線横羽線
  • 首都高湾岸線
  • 第三京浜道路
  • 東名高速道路

首都高1号羽田線横羽線は、東京の中心部と横浜の中心部をつなぐ最も便利な高速道路です。

JRの鉄道とほぼ同じ位置を通る路線で、メインのルートであるため、交通量が特に多い道路でもあります。

首都高湾岸線は、首都高1号羽田線横羽線よりも海側を通るルートで、千葉~東京~横浜をつなぐ便利な道路です。

第三京浜道路は、内陸側を通るルートで、横浜市の保土ヶ谷ICで終点を迎える道路です。

東名高速道路は、東京から名古屋をつなぐ日本の大動脈といえる主要道路で、交通量が非常に多い道路でもあります。

渋滞が非常に多い

横浜近辺の道路は、常に交通量が多く渋滞が日常茶飯事のように発生します。

特に東京と横浜をつなぐ前述の道路は、いずれも非常に交通量が多い箇所として全国的にも有名です。

自家用車だけでなく、バスなどの公共交通手段も多く、かつタクシーやトラックなどの商業車両も非常に多い特徴があります。

さらに、東京港や横浜港は全国有数の荷揚げ港であるため、コンテナを運ぶトレーラーの数も多い点も見逃せません。

交通量の多い横浜近辺で自動車を運転する際は、故障などによるトラブルを起こさないよう、整備を確実に済ませる方が良いでしょう。

横浜で車検を受ける際は、費用の節約を検討しつつも、質の良い整備を受けられる車検業者の利用を検討するのも1つの考え方です。

横浜の車検業者の種類と選び方

業者の種類と選び方。業者の種類と特徴

横浜で車検を受ける際には、車検業者の種類とそれぞれの特徴を理解すると良いでしょう。

車検業者は、大きく分けて以下の5種類があります。

  • ディーラー
  • 車検専門業者
  • 車・バイク用品店
  • ガソリンスタンド
  • 自動車整備工場

車検業者は、費用や整備技術及び対応の早さなどでそれぞれの特徴があります。

車検業者を利用して車検を受ける際は、各業者の種類ごとの特徴を踏まえて自身の希望に見合った物を選ぶと良いでしょう。

また、車検場である神奈川運輸支局との距離も考慮しつつ車検業者を選ぶのもおすすめです。

以下、車検業者の種類ごとの特徴について解説します。

ディーラー

ディーラーとは、自動車メーカーと特約店契約を結んでいる正規販売店を意味します。

特定の自動車メーカーと契約を結んでおり、他のメーカーの車種の取扱いはありません。

ディーラーは、自動車メーカーから直接サービスや整備技術についての指導を受けているため、知識が豊富で高い技術を持っているスタッフが多い点が特徴です。

ディーラーごとに技術レベルが統一されている点も特徴で、同じ自動車メーカーの特約店であれば、どの店舗でも同様のサポートを受けられるでしょう。

横浜では、300以上のディーラーがあるとされています。

車検を依頼する際は、その中から自身が保有する自動車のメーカーに適合した業者を選ぶ必要があります。

ディーラーを利用するメリットとデメリット

ディーラーに車検を依頼するメリットとしては、高い技術を持つスタッフに整備をしてもらえる点が挙げられます。

ディーラーでの車検前整備の質は非常に高く、車検通過はもちろん、安全かつ快適に自動車を運転するために必要な整備を徹底して実施されます。

部品交換の際も、メーカーの純正品を用いるため、車検後は安心して自動車の運転ができるでしょう。

特約契約をしているメーカーの自動車について、高い知識を有している点も魅力です。

同じメーカーであれば、車種ごとの細かい特徴や注意点などを熟知しているため、車種に見合った適切な整備が受けられるでしょう。

一方、ディーラーで車検を受けるデメリットとしては、費用が高くなってしまうケースが多い点が挙げられます。

車検通過できる状態にとどまらず、予備的な整備を行うため、他の車検業者と比較して費用が高くなる傾向があります。

車検費用を抑えたいと考える人の場合は、ディーラー以外の車検業者を利用する方が良いでしょう。

車検専門業者

車検に特化した車検専門業者

車検専門業者は、車検のみを専門的に実施する業者です。

他の車検業者のように、部品交換などの整備は行わず、あくまで車検の手続きに特化したサービスを提供します。

必要最低限のメンテナンスを実施するため、車検に要する時間が短くて済むケースが多いです。

車検専門業者は、全国規模でチェーン展開をしているところが多く、どの店舗でも基本的に同様のレベルのサービスが受けられるでしょう。

引っ越しをしたい場合でも継続して同じチェーン店で車検を受けて、キャンペーンなど多くの特典を受けるなどの使い方ができるケースも多いです。

車検専門業者を利用するメリットとデメリット

車検専門業者を利用するメリットとしては、車検費用を低額に抑えられる場合が多い点が挙げられます。

前述のように、車検専門業者では車検に要する最低限の整備のみを実施します。

ディーラーなど整備を重点的に行う他の車検業者と比べると、費用が安価に済ませられるのも納得できるでしょう。

また、車検を短時間で終えられる点も大きな魅力です。

他の業者であれば、自動車販売や各種整備の実施など様々な対応をする傍ら車検の対応をするため、時間がかかってしまうケースが多くなります。

一方、車検専門業者では、他の作業を行わず集中的に車検の依頼に対応してもらえます。

車検専門業者を利用するデメリットとしては、整備の質が他の専門業者よりも低い点です。

必要最低限の整備に特化しているため、予防的な整備は受けられません。

走行距離や自動車の状態によっては、車検後まもなく不具合が発生する可能性があります。

高い技術のメンテナンスを受けたい場合には、車検専門業者以外の種類を選ぶと良いでしょう。

車・バイク用品店

車・バイク用品店とは、オートバックスやイエローハットなどカー用品店と呼ばれる店舗を指します。

自動車を運転している人の多くが利用し、自動車に関連するグッズを購入する店舗です。

飲み物置きトレイなど車内で利用するグッズやカーナビなど機器を購入したりできる一方、エンジンオイルやブレーキオイルなど専門的な消耗品の購入も可能です。

ライトなドライバーから自動車の知識が豊富な経験者まで、幅広いタイプのドライバーが訪れる場所といえるでしょう。

カー用品店では、物品の販売だけでなく車検の受付も行っています。

普段利用しているカー用品店で車検を依頼するのは、安心感があり信頼して作業を任せられるでしょう。

車・バイク用品店を利用するメリットとデメリット

車・バイク用品店で車検を受けるメリットとしては、部品交換などの手続きが便利に行える点が挙げられます。

カー用品店では様々な車種に対応できる部品が常備されているため、整備に必要な部品をすぐに活用できます。

また、カー用品店ごとに用いられているポイント特典などが車検費用においても適用される場合がある点も魅力です。

車検費用は高額になるケースが多いため、付与されるポイントも大きくなる場合が多いです。

車検費用に加え、付与されるポイントを加味して各業者の車検費用を比較すると、カー用品店の方が総合的に安く抑えられるかもしれません。

一方、カー用品店で車検を受ける場合は、対応が早い他の業者よりも時間がかかる事が多いデメリットがあります。

カー用品店では整備用の工場を有しているわけではないため、すぐに車検作業に取り掛かれない場合も多いです。

急いで車検を終えたいと希望する人には、カー用品店は向きません。

また、店舗ごとのスタッフの知識や技術に差がある点もデメリットといえます。

店舗によって受けられる整備内容に違いがある場合が多いため、同じチェーン店で車検を受けても大きく品質が異なるケースがあるでしょう。

ガソリンスタンド

対応店舗が増えたガソリンスタンド

一部のガソリンスタンドでも、車検に対応しています。

ガソリンスタンドはガソリンの給油を行う店舗ですが、近年は整備工場を備えていたり、整備士が所属していたりして、車検に対応する店舗が増えています。

ガソリンの給油をする傍ら、車検の予約をするといった活用ができて便利です。

ガソリンスタンドの中には、夜遅くまで車検の受付をしているところもあるため、日中に予約手続きの時間が取れない人にも便利に利用できるでしょう。

普段利用しているガソリンスタンドで手続きができる安心感もあり、気軽に車検の依頼ができる場所です。

ガソリンスタンドを利用するメリットとデメリット

ガソリンスタンドで車検を受けるメリットとしては、手軽に手続きができる点が挙げられます。

前述のように、ガソリンの給油の際に併せて予約ができる手軽さが魅力です。

自宅から近いガソリンスタンドであれば、車検のための車両受け渡しも容易に行える場合も多いでしょう。

また、ガソリンスタンドによっては特典が得られるケースもあります。

車検手続き後は、ガソリン価格を割引してもらえたり、洗車をサービスで受けられたりと、ガソリンスタンドごとの特典を受けられる場合があります。

一方、ガソリンスタンドで車検を受ける場合、車検専門業者に比べて費用が高くなるのがデメリットです。

ディーラーなどと比較すると安価な場合もありますが、整備の内容や技術は他の専門業者と比較すると劣るケースが多いです。

費用を抑えたい場合は車検専門業者の方が、整備内容にこだわる場合はディーラーや整備工場を利用する方が良いでしょう。

自動車整備工場

民間の自動車整備工場でも、車検の手続きが可能です。

自動車整備工場とは、自動車の故障箇所の修理や部品交換など、整備を専門に行っている業者です。

自動車整備工場は、大きく以下の2種類に分類できます。

  • 認証工場
  • 指定工場

認証工場は、地方運輸局長から自動車の分解や整備作業の認可を受けている工場です。

工場内に車検の設備を持っていないため、車両を預かって整備を行ったうえで運輸局に持ち込みをする対応が一般的です。

一方、指定工場は自身の工場で車検ができる設備を保有しています。

運輸局から自動車整備に関する高い技術と知識を有すると認定される必要があるため、非常に優れた整備士が在籍しているケースが多いです。

自動車整備工場を利用するメリットとデメリット

自動車整備工場に車検を依頼するメリットとしては、高い技術で整備を行ってもらえる点が挙げられます。

自動車整備工場に在籍する整備士は、運輸局に認定された高い技術を持っているケースが多いため、品質の良い整備を受けられるでしょう。

また、普段から懇意にしている整備工場であれば、格安で対応してもらえる場合もあるかもしれません。

費用を抑えながら、高品質のメンテナンスを受けられる可能性があります。

一方、自動車整備工場で車検を受ける際には、工場により技術力に大きな差がある点が挙げられます。

また、自身での車両の工場への持ち込み及び工場での引き取りが原則であるため、手間がかかると感じる人も多いかもしれません。

さらに、代車の用意が少ない点もデメリットとして考えられます。

横浜で自分に合った車検業者を選ぶ具体的な方法

業者を選ぶ具体的な方法。比較する際のポイント

以上、横浜で車検を受ける際の専門業者の特徴やメリット及びデメリットを紹介しました。

それぞれ異なる特徴を持つ車検業者の中から、さらに具体的に1つの業者を選ぶ必要があります。

横浜には数多くの車検対応業者があるため、非常に選択肢が広く、判断が難しいと感じるかもしれません。

自分に合った車検業者を選ぶために、比較をする際のポイントを理解しましょう。

横浜で自分に合った車検業者を選ぶ方法について、以下に4項目紹介します。

  • 車検にかけられる予算と時間を想定し業者の種類を決める
  • 複数の車検業者から見積もりを入手する
  • 一括見積サービスを利用する
  • 車検業者を紹介するポータルサイトを活用する

近年は車検業者の比較を便利に行えるサービスが増えているため、積極的に活用すると良いでしょう。

車検にかけられる予算と時間を想定し業者の種類を決める

車検業者を決める際は、前述で紹介した5種類の車検業者のうち、どの種類を選ぶか決める必要があります。

種類を選ぶ際には、車検にかけられる予算及び時間を想定すると良いでしょう。

予算と時間に余裕があり、質の高い整備を受けたいと希望する場合には、ディーラーを選ぶのが一般的です。

一方、費用を少しでも抑えつつ短時間で車検を終えたい場合には、車検専門業者を選ぶと良いでしょう。

手続きの簡便さや安心感を得たい場合には、普段利用しているガソリンスタンドを利用するのも選択肢の1つです。

普段から懇意にしている自動車整備工場がある場合は、費用を抑えつつ質の高い整備が受けられるかもしれません。

最終的な費用や作業時間は、依頼をする車検業者によって異なります。

しかし、まずは大まかに車検業者の種類を決めたうえで、その中で自分の希望や条件に合致する業者に依頼をすると良いでしょう。

複数の車検業者から見積もりを入手する

車検業者の種類を決めた後は、複数の車検業者から見積もりを取得して内容を比較すると良いでしょう。

車検業者によって、実施する整備の内容や利用する部品の価格が異なるケースが多いです。

複数の車検業者に見積もりを依頼するのが面倒に感じられ、1箇所だけで決めてしまう人もいるかもしれません。

しかし、同等のサービスであったとしても費用に違いがある場合は少なくありません。

車検費用は高額になるケースが多いため、少しでも費用負担を抑えるために相見積もりを取得するのがおすすめです。

車検業者によっては、他社の見積書を持ち込み、その金額を下回るように対応してもらえる場合もあるかもしれません。

見積もりを取得するのは無料で対応可能であるケースがほとんどであるため、積極的に活用して差し支えありません。

複数の車検業者から見積もりを取り、内容の比較を行いましょう。

一括見積サービスを利用する

一括見積サービスを利用する

複数の車検業者に見積もりを依頼する際は、一括見積サービスを利用すると便利です。

一括見積サービスとは、インターネットサイトを活用した見積もり依頼ツールです。

車検を受ける自動車の車種や使用年数及び走行距離など、車検をする際に確認すべき項目を所定のフォームに入力します。

一回の入力の後に送信をするだけで、同じ条件でまとめて複数の業者に見積もり依頼が可能となる便利なサービスです。

各車検業者に1回ずつ見積もりの依頼をするよりも、格段に少ない手間で手続きが完結します。

一括見積サービスを提供するサイトの中では、車検に関する注意点や手続きの方法などの情報を掲載しているケースも多いです。

車検を受ける予定の人は、利用する車検業者の選定だけでなく、有用な情報を得るためにも一括査定サービスのサイトを一度は訪れると良いでしょう。

車検業者を紹介するポータルサイトを活用する

車検業者を紹介するポータルサイトを参考にして、利用する業者を見つけるのもおすすめです。

車検業者紹介ポータルサイトは、車検業者の比較及びおすすめのサービスを紹介する専用サイトです。

ポータルサイトでは、希望する地域や各種条件から、おすすめの車検業者を抽出してくれるサービスを提供します。

ポータルサイトから希望する車検業者を見つけた後、そのままスムーズに予約の手続きができるケースが多いです。

一括見積サイトと同様、車検に関する基本的な知識やお得情報などを掲載しているケースが多いため、車検実行前に参考になる内容が充実しています。

利用する専門業者が決められない場合は、専用のポータルサイトを参考にして、安心して相談できるおすすめの業者を見つけると良いでしょう。

横浜の車検相場と金額が変わる理由

相場と金額が変わる理由。年数経過ごとに高くなる

横浜で車検を受ける前に、車検に要する費用の相場を把握すると業者選びに役に立ちます。

併せて注意したいのが、車両購入からの年数によって車検に要する金額が増加する点です。

自動車は、一般的に経過年数が経つにつれて車検費用が高くなるケースが多いです。

購入から時間が経過するにつれ、各種消耗品の交換が必要になる箇所が増えます。

法定費用の部分は、時間経過に関係なく一律ですが、整備料の部分は年数経過ごとに高くなるのが一般的でしょう。

車両購入からの時間経過により車検費用がどのように変わっていくか、以下で解説をします。

新車購入から3年目の車検

新車購入から3年経過後に、初回の車検を迎える車種が多いです。

初回の車検で負担する費用の相場は、以下の通りです。

軽自動車5ナンバー3ナンバー
法定費用:自賠責保険(24か月)17,540円17,650円17,650円
法定費用:自動車重量税6,600円24,600円32,800円
印紙代1,600円1,600円1,600円
車検基本料1万~5万円程度1万~7万円程度1万~8万円程度
整備費15,000円程度15,000円程度15,000円程度
合計5万~9万円程度7万~13万円程度8万~15万円程度

初回の車検では、それほど費用負担が大きくならない場合も多いです。

しかし、走行距離や普段の扱い方によっては、メンテナンス費用が相場よりも多く発生する場合もあり得ます。

以上で紹介した費用の相場はあくまで目安で、実際は自動車の状態や走行距離によって値段が変動する点を理解しましょう。

5年目の車検

5年目の車検費用が高くなる要因

購入から5年目で2回目の車検を迎える車両が多いですが、1回目よりも車検費用が高くなる傾向があります。

5年目の車検の費用が高くなる要因としては、以下のような点が挙げられます。

  • 整備すべき箇所が増える
  • メーカーの保証が切れるタイミング
  • エコカー減税の適用が無くなる

車両購入から5年が経過すると、走行距離も伸びているために整備すべき箇所が増えるのが一般的です。

交換すべき部品や、メンテナンスが必要な消耗品の部分も多いでしょう。

1回目よりも多くの箇所を整備する必要が生じるため、伴って車検費用が高額になる場合が多いです。

また、車両購入から5年目は自動車メーカーの保証が切れるタイミングであるケースが多いです。

保証期間中においては無料で整備が受けられていた箇所が、有償での取り扱いとなるため、車検費用が高額になります。

さらに、エコカー減税の適用が無くなる点も車検費用の増額の要因です。

エコカー減税とは、環境性能に優れた車両に対して適用される税制面での優遇制度で、自動車重量税の減免が受けられます。

エコカー減税の適用は初回の車検時のみであるため、1回目にエコカー減税を受けた人は、2回目の車検で費用が増えたと感じるでしょう。

中古車なら7年ほどで買い替えも検討を

車両購入から7年目で、3回目の車検を迎えるケースが多いです。

3回目の車検では、初回から2回目を比較した際の増額ほどではないものの、より車検費用が高額になる可能性があります。

7年目の車検において検討したい点として、車検を受けて同じ車両に乗り続けるか、買い替えをするかが挙げられます。

一般的に、自動車の乗り換えの時期は5~6年程度です。

7年を超えて同じ車両に乗り続けると、メンテナンス費用が高くなる点に加え車両の価値が下がり、売却価格が低くなる場合が多いです。

走行距離が伸びると、燃費も悪くなるため、維持費が高くなる点も考慮すべきです。

特に中古車を購入した場合には、7年以上乗り続けるために要するメンテナンス費用は大きな負担となるかもしれません。

車両を購入してから7年目を迎える時期には、車検を受けるか買い替えをするか、全体的な費用を比較しながら検討するのをおすすめします。

5年目以降の車検を安く抑える方法

費用を安く抑える方法。心がけたいポイント

以上のように、2回目の車検となる5年目以降の車検には、初回よりも高額の費用がかかる傾向があります。

車検費用は高額の負担であるため、少しでも安価に抑えたいと考える人も多いのではないでしょうか。

費用負担を抑えるとともに、安全に運転するために整備の質も確保したいところです。

5年目以降の車検を安く抑えつつ、安全に運転を続けるために心がけたい点について、以下に4項目を紹介します。

  • 4年目にメンテナンスを依頼する
  • 整備もしてくれるディーラー以外のお店を見つける
  • 整備依頼する前に写真を撮る
  • ユーザー車検を検討する

5年目以降の車検費用を抑えるためには、事前のメンテナンスと利用する車検業者の選定が重要です。

車両を購入したら、常に車検費用を抑えるための意識を持ち、適切に対応しましょう。

4年目にメンテナンスを依頼する

車両購入から4年目など、2回目の車検を迎える前にあらかじめ車両のメンテナンスを依頼すると、車検時にかかる費用を抑えられる可能性が高くなります。

エンジンオイルなど、消耗品はディーラーなどの専門店に依頼しなくとも、カー用品店などで格安で対応可能です。

車検時で整備をするのではなく、2年目や4年目など、定期的なタイミングで整備を受けることで、車検時の費用負担を抑えられる可能性が高くなります。

また、定期的なメンテナンスにより、故障を予防する効果も期待できます。

故障の修繕には高額の費用負担が発生する場合が多いため、定期的なメンテナンスにより故障箇所の発生を予防するのが良いでしょう。

部品交換の際に、純正品にこだわらずカー用品店や整備工場で利用できる汎用性の高い部品を利用するのも、費用を抑えるための対策となります。

車検を迎える前に、定期的にメンテナンスを受けて全体的に費用負担を抑えましょう。

整備もしてくれるディーラー以外のお店を見つける

車検費用を抑えつつ質の高い整備を受けたい場合には、あらかじめ信頼できる整備工場を見つけると良いでしょう。

車検時の整備の質において、ディーラーは高い水準を維持しています。

しかし、費用面では他の車検業者に比べてどうしても高くなってしまいます。

ディーラー並みの整備技術を持ち、費用を少しでも抑えるためには地元の整備工場の利用がおすすめです。

車検前の定期的なメンテナンスの際に、最寄りの整備工場を利用して顔見知りになると、車検時に頼りになるかもしれません。

また、車検前のメンテナンスが確実に行われている場合には、後述するユーザー車検を利用して費用を最小限に抑える方法もあります。

高い品質の整備を格安で受けたい場合には、地元の信頼できる整備工場と普段から懇意になっておくのをおすすめします。

整備依頼する前に写真を撮る

依頼する前に写真を撮る

車検業者に整備を依頼する前に、車両の写真を撮ると安心です。

特に、エンジン周りのように外観ですぐに破損個所がわからない部分についても写真撮影をすると良いでしょう。

悪徳な車検業者において、車検整備時にわざと車両を壊して高額の車検整備費用を請求する事例が見られるようになりました。

また、わざと故障させる悪質な例ではなくとも、整備中に誤って破損させた部分について、破損の事実を隠してユーザーに追加請求をする事例も多いと考えられています。

車検整備を専門業者に依頼した際、当初の見積もりよりも金額が増えた場合は特に注意しましょう。

負担すべきでない費用が含まれている可能性があるため、業者側に納得の行く説明を求めるのがおすすめです。

そのうえで、故障していない箇所の費用を請求されたと判断される場合には、事前に撮影しておいた写真を用いて十分に確認しましょう。

ユーザー車検を検討する

車検費用を最小限に抑える方法として、ユーザー車検を選択する方法があります。

ユーザー車検とは、車検の手続きをすべて自分で行う方法です。

各種手続きはもちろん、検査時の対応などもすべて自分で行う必要があるため、自動車に対する専門的な知識がないと対応できない部分が多いでしょう。

対象の車両を自分で車検場まで持ち込む必要もあり、時間と手間がかかる点は否めません。

しかし、費用の面では車検業者を利用するよりも大幅に節約が可能です。

車検基本料や整備料が不要となるため、法定費用のみの負担で車検を終えられます。

事前に適切なメンテナンスが済んでおり、自動車に対する専門的な知識を持っている人は、ユーザー車検の利用を検討するのも良いでしょう。

横浜の検査場の場所を事前に確認する

横浜でユーザー車検を選択する場合には、横浜の検査場の場所をあらかじめ確認しましょう。

車両がある場所から車検場が遠いと、運ぶのが大変になる場合もあります。

横浜の車検場は、以下の場所にあります。

神奈川運輸支局〒224-0053 神奈川県横浜市都筑区池辺町3540

ユーザー車検を選択したものの、メンテナンスが不足しており、専門業者に適切な整備を受けるように指示があるかもしれません。

その場合、車検場が遠いと再び車両を運ぶのが大変になってしまうでしょう。

ユーザー車検を選択する際は、車両のメンテナンスの状態を確認するとともに、車検場の場所を確認して対応できるかを検討するのがおすすめです。

まとめ

横浜は首都東京から近く、中部地方への中継点でもあるため、交通量が非常に多い地域です。

安全に車両を運転するために、適切な整備を受けて車検を通過する方が良いでしょう。

横浜で車検を受ける際に注意したいポイントとして、以下の事項を紹介しました。

  • 自分の車種と車検費用の確認
  • ネット割引や早期割引をチェック
  • Google MapやSNSの口コミを確認
  • 車検時の整備作業の質の高さをチェック
  • 車検にかかる時間の目安を確認
  • アフターサービスや特典の内容を確認

一般的に、車検業者といえば以下の5種類が該当します。

  • ディーラー
  • 車検専門業者
  • 車・バイク用品店
  • ガソリンスタンド
  • 自動車整備工場

整備の品質や車検に要する時間、費用面でそれぞれ特徴があるため、自身が希望する条件に合致する種類を選ぶと良いでしょう。

車検費用は、初回よりも5年目以降に迎える2回目及び3回目の方が高額になる場合が多いです。

整備箇所が増えたり、初回で適用されたメーカー保証や税の減免措置が無くなる場合が多いためです。

5年目以降の車検の費用を抑えるため、以下の対策を検討すると良いでしょう。

  • 4年目にメンテナンスを依頼しておく
  • 整備もしてくれるディーラー以外のお店を見つけておく
  • 整備依頼する前に写真を撮っておく
  • ユーザー車検を検討する

横浜で安全なカーライフを楽しむため、車検費用を抑えながら適切な整備を心がけてください。

出典・参考 関東運輸局 神奈川運輸支局