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福岡で車検を受ける際の業者の選び方|ユーザー車検の検討も解説

福岡で車検を受ける際の業者の選び方|ユーザー車検の検討も解説

福岡県で車検を受ける際には、以下の項目を意識するのがおすすめです。

  • 普通車や軽自動車の車検は初回のみ購入から3年後で、2回目以降は2年ごとに行う
  • 車検にかかる料金は自賠責保険などの法定費用と基本料金の組み合わせが基本
  • 車検業者の候補が決まった場合は、割引や公式サイト以外の口コミを確認する
  • 福岡の車検業者における基本料金は10,000円~30,000円前後が相場
  • 5年目以降の車検は部品の劣化や新車保証がないため、初回の3年目よりも料金が高くなる
  • 定期的なメンテナンスやユーザー車検で5年目以降の車検にかかる費用を抑えられる
  • 福岡のユーザー車検は福岡運輸支局の本庁舎で行い、予約はネット受付のみ

福岡県の車検について、詳しく内容を知りたい人は本文を参考にしてください。

目次

福岡で公道を走るためには車検を受けるのが必須

公道を走るには車検は必須

令和4年度における福岡県の自動車保有車両数は、常用車だけで2,637,351台となっています。

一方で、福岡県警が集計した令和4年度における福岡県全体の交通事故統計数は19,868件です。

そんな交通事故の原因の1つに、車の整備不足が考えられます。

一般的な車両は、安全性の基準を満たした証明となる車検を定期的に受ける必要があります。

車検の有効期限を過ぎた車両は、公道を走行できません。

仮に有効期限を過ぎて公道を走行してしまった場合は、以下の罰則を科せられます。

車検の有効期限切れ中に公道を走行する・6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金(道路運送車両法第百八条)
・違反点数6点
・30日間の免許停止処分
車検と自賠責保険の両方が有効期限切れ中に公道走行をする・1年6ヵ月以下の懲役または80万円以下の罰金(自動車損害賠償保障法第第八十六条との合併罪)
・違反点数6点
・免許停止90日間

法律的に正しい状態で走行するためや、事故を未然に防ぐ意味でも、車の定期的なメンテナンスと車検は必要なのです。

車検を受ける時期は車種ごとに異なる

車検の頻度は車種によって異なっており、2回目以降の車検は初回よりも期間が空く場合もあります。

自家用自動車として使用される車種の車検の有効期限は、以下の通りです。

車種初回の車検
(登録日から起算)
2回目以降の車検
乗用自動車 普通・小型、軽3年2年
乗用自動車 三輪2年2年
貨物自動車 軽2年2年
貨物自動車 車両総重量8t未満2年1年
貨物自動車 車両総重量8t以上1年1年
特殊自動車 普通・小型(キャンピングカーなど)、大型特殊自動車2年2年
商業用自動車 バス・タクシー1年1年
商業用自動車 レンタカー(乗用自動車)2年1年
小型自動二輪車(250cc超)3年2年

一般的な車であれば、乗用自動車の普通・小型もしくは軽に該当します。

2回目以降の車検については乗用自動車の場合、乗っている年数にかかわらず、2年ごとに受ける必要があります。

車種がわからない場合は、以下の方法で有効期限の確認が可能です。

  • 自動車検査証(車検証)に記載された「有効期限の満了する日」
  • フロントガラスに貼られた車検シール(検査標章)

ただし、上記で記載されているのは満了日であるため、車検は記載された日までに受けなければいけません。

中古車の場合は、店舗によって車検済みの商品と有効期限切れの商品があります。

有効期限まで猶予がある中古車有効期限の満了日までに車検を受ける
以降は2年ごとに車検が必要
有効期限切れの中古車購入と同時に車検を受ける必要あり
以降は2年ごとに車検が必要

どちらも一度車検を受けた後は、通常と同様に2年ごとの車検となります。

車検には法定費用と業者が設定した基本料金がかかる

車検で発生する料金。法定費用と基本料金

車検において発生する料金は、以下の3種類に分類できます。

法定費用以下の3点でかかる費用
・必ず加入する自動車損害賠償責任保険
・車の重量で課せられる自動車重量税
・上記の書類を発行する際の印刷代
基本料金車検業者での点検や整備、サービスの料金
代行費用保険や税金の手続きを代行する費用

上記に加えて不備があった場合は、部品を交換する代金が発生します。

車検全体でかかる料金のおおよその価格を車種ごとに見ると、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
1回目40,000円前後55,000円前後60,000円前後70,000円前後
2回目以降55,000円前後70,000円前後75,000円前後85,000円前後

交換が不要だったり、割引が適用されたりする場合はこの限りではありませんが、価格帯の参考にしてみましょう。

車検に適用できる割引や受けた際にもらえる特典をチェック

車検を選ぶ際は、ネット割引や早期割引に対応しているかの確認がおすすめです。

車検の依頼は店舗で直接予約しなくても、電話やネットで行える場合があります。

店舗によってはネットからの予約、もしくは車検を数ヶ月前から予約した時に、割引が適用されます。

店舗ごとに様々な条件で割引や特典を用意しているため、公式サイトなどの情報はしっかり確認しましょう。

車検業者の公式サイト以外で店舗の口コミを確認

車検業者の公式サイトでは、利用者の口コミが掲載されている場合があります。

しかし、業者側の判断で掲載する口コミは、店舗に不利な情報は伏せられる可能性も考えられます。

そのため、利用者の口コミを確認したい場合は、X(旧Twitter)やGoogle Mapなど公式サイト以外の媒体の情報も確認しましょう。

業者ごとの整備士の怪しいサービスではないか、判断する材料となります。

福岡の車検業者の種類と選び方

業者の種類と選び方。選択肢は多い

車検の依頼先は、自動車整備工場や購入元のディーラー、車検の専門業者などが候補となります。

しかし、福岡県では自動車整備工場のうち認証工場は3,464カ所、指定工場数は1,095カ所存在しています。

ディーラーについても県内に500店舗以上あるため、福岡県で車検業者の選択肢は非常に多い状態です。

車検において点検する内容はどの業者でも同じですが、車を預ける時間や交換が必要な際の追加料金など、業者によって特徴は異なります。

車検業者を選ぶ際の基準となるそれぞれメリットやデメリット、実際の店舗における料金やサービス体系を紹介します。

ディーラーは純正部品による整備や車検プランの安定感がある

ディーラーで車検を受ける場合は、以下のメリットがあります。

  • 車種に合わせた純正部品のよる整備
  • 設備や整備士の充実
  • 車検時期のお知らせ
  • 定期メンテナンス込みの車検プランの提供

自動車の購入元であるため、交換や修理が必要になった時には、純正部品による整備を受けられます。

整備するための環境も整っていて、店舗によって定期的なメンテナンスも含めたプランでお得に整備と車検を受けられます。

車検時期付近には電話やメール等でお知らせしてくるため、車検を忘れずに受けられる点も便利です。

一方で、ディーラー車検では以下のデメリットが発生する可能性があります。

  • 純正部品の価格の高さ
  • 安全性を考慮した交換頻度の多さ

純正部品は他の部品と比較すると価格が高めであり、部品の影響からほかの業者よりも料金設定が高くなる傾向があります。

メンテナンスについては少しでも不調がある時は、安全性を考慮して交換を勧められるため、了承した場合は交換でも料金がかかります。

料金が少しかかっても、安定性や便利さを重視したい人におすすめの車検業者です。

車検専門業者は料金の安さと車検時間の短さが利点

車検専門業者。安さと早さが利点

車検専門業者で車検を受ける場合は、以下のメリットがあります。

  • 料金が安めの設定
  • 車検時間の早さ

車検に特化した店舗であり、必要な設備や部品を常に揃えているため、スムーズな車検が可能です。

そのため、車検に要する時間はほかの業者よりも短時間になる傾向があります。

業者の強みとして料金面の安さを提示しているところも多く、車検を受ける点のみで考えると、コスパの良い業者です。

一方で、車検専門業者では以下のデメリットが発生する可能性があります。

  • 必要最低限の検査や整備のみ行う
  • 業者によって質が変わる

車検専門業者は料金を抑えるために、必要最低限の検査と整備しか対応してくれません。

車検前の予備整備をしない店舗もあるため、事前に不備を取り除けないまま車検を受ける可能性があります。

業者によっては設備や整備士にコストをかけずに低料金を実現しているため、業者選びが重要となります。

ある程度の規模がある店舗では一定のサービスは受けられるため、料金負担の軽さを重視する人におすすめの業者です。

車・バイク用品店では整備が必要な際に部品の選択肢が広くなる

車・バイク用品店で車検を受ける場合は、以下のメリットがあります。

  • 車検の受付時間の幅広さ
  • 豊富な部品からの選択肢

ディーラーは車検の受付時間を17時から18時台で締め切る場合が多いのですが、車・バイク用品店では20時台まで対応する店舗があります。

部品の販売店舗であるため、交換や修理が必要になった時には、希望に沿った部品から選択できます。

部品によってはほか業者よりも料金を安価で済ませられるため、料金面でも利点がある業者です。

一方で、車・バイク用品店では以下のデメリットが発生する可能性があります。

  • 車検時間の長さ
  • 業者によって質が変わる

ほかの業者と比較すると設備が充実していない店舗もあるため、車検に時間を要する場合があります。

業者によって店舗内の設備の有無や整備士の腕なども変わるため、公式サイトで情報を見てから依頼を検討しましょう。

ガソリンスタンドは車検以外の部分で割引などの特典が受けられる

ガソリンスタンド。割引など特典が受けられる

ガソリンスタンドで車検を受ける場合は、以下のメリットがあります。

  • ガソリン代の割引など車検以外の優待
  • メンテナンス込みの整備

ガソリンスタンドではガソリン代やタイヤ交換など店舗で対応するサービスについて、割引券の発行や次回利用時の優待を提供する場合があります。

車検時の整備もメンテナンス込みで行うところもあるため、車検における基本的な要素は揃っています。

一方で、ガソリンスタンドでは以下のデメリットが発生する可能性があります。

  • 車検時間の長さ
  • 専門店と比較した設備や部品の不足

すべての店舗が車検の設備が整っているわけではないため、車検に必要な点検は別の工場で行う可能性があります。

そのため、車検にかかる時間は長くなり、代車も用意できない点は不便です。

メンテナンスについても整備工場と比較すると、設備や部品で物足りないところがあります。

しかし、普段使いするガソリンスタンドであれば依頼も容易であるため、車検以外の特典を重視する人には利点のある車検業者です。

自動車整備工場は充実した設備で車種を問わずに依頼できる

自動車整備工場のうち認定工場では工場内で予備整備や点検を行ってから、運輸支局などで本番の車検を行います。

指定工場の場合は車検まで工場内で行ってくれるため、すべて1カ所で済ませたい人は指定工場に認定されている場所を選びましょう。

自動車整備工場で車検を受ける場合は、以下のメリットがあります。

  • メーカーや車種を問わない整備
  • メンテナンス設備の充実
  • 工場との関係性によっては料金を安くしてくれる

自動車全般の整備ができるため、車検やメンテナンスにおいてメーカーや車種の制限を受けません。

専門的な設備と普段からメンテナンスを行っている整備士が揃っているため、車検に関しても安定性がある業者です。

知り合いが勤めていたり、頻繁に利用して良い関係性を築いていると、車検にかかる料金の割引も期待できます。

一方で、自動車整備工場では以下のデメリットが発生する可能性があります。

  • 整備士の腕の違い
  • 一から関係を築く必要性がある

整備の専門店であってもすべての整備士がベテランとは限らないため、担当者によってはメンテナンスの面で物足りない場合もあります。

個人で経営している整備工場もあるため、普段から接するディーラーやガソリンスタンドと比較すると、足を運びにくいと感じる人もいます。

しかし、関係性を築けた後は設備や料金面でほかの業者以上のメリットが得られる業者です。

車検に利用する場所として長く付き合っていくところを選びたい人は、検討してみましょう。

全国的な車検業者ごとの基本料金の相場

車検業者ごとの基本料金の相場

全国の車検業者における基本料金の相場は、以下の通りです。

車検業者基本料金
ディーラー40,000〜100,000円
車検専門業者20,000〜30,000円
車・バイク用品店10,000〜30,000円
ガソリンスタンド15,000〜35,000円
自動車整備工場20,000〜65,000円

法定費用は金額の差がないため、サービス内容が同じような車検業者を比較する場合は、上記の料金相場と照らし合わせてみましょう。

相場よりも料金が高いところでも車検に付随する特典や割引がある場合は、利用先として選んでも問題ありません。

しかし、料金以上のサービスが見当たらない場合は別の店舗や業者を検討するのがおすすめです。

福岡の車検相場は料金や割引制度を比較しながら判断する

車検相場は比較しながら判断

福岡県の車種ごとの車検相場は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
(1.5t~2t)
法定費用25,000円~29,000円25,000円~39,000円33,000円~47,000円52,000円~56,000円
基本料金9,000円~23,000円10,000円~23,000円12,000円~23,000円14,000円~23,000円

次の項目から料金面や口コミの評価が高い車検業者について、料金体系などを紹介します。

株式会社松尾自動車

株式会社松尾自動車

株式会社松尾自動車は、車検のほかにも鈑金塗装や修理、レンタカー事業などを取り扱う会社です。

住所〒838-0121 福岡県小郡市上岩田1186-7
受付時間9:30~18:30
定休日 毎週水曜日
Google Map評価4.6

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
(1.5t~2t)
大型乗用車
(2t~2,5t)
法定費用28,130円38,510円46,810円55,010円62,210円
基本料金14,300円14,300円14,300円14,300円14,300円
代行費用0円0円0円0円0円
合計42,430円52,810円60,610円69,310円76,510円
割引後料金(最大)36,930円47,310円55,110円63,810円71,010円

割引はインターネット予約した場合に適用されるため、利用の際は公式サイトからの予約がおすすめです。

業者に対する口コミとしては、車検以外の対応も含めて、評価が高くなっています。

太宰府インターTS

太宰府インターTS

太宰府インターTSは、株式会社ENEOSウイングが運営するガソリンスタンドです。

住所〒816-0912 福岡県大野城市御笠川 2-18-1
受付時間9:00~18:00
年中無休
Google Map評価3.3

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
法定費用25,940円35,850円44,050円52,250円
基本料金5,000円8,000円8,000円8,000円
代行費用0円0円0円0円
合計30,940円43,850円52,050円60,250円
割引後料金(最大)40,850円49,050円57,250円

割引金額はWEB予約した場合、軽自動車以外で適用されます。

業者に対する口コミとしては、車検に限定すると評価されているものの、普段の対応については一定の意見が出ています。

Dr.Drive遠賀みずまきTS

Dr.Drive遠賀みずまきTS

Dr.Drive遠賀みずまきTSは、株式会社ENEOSウイングが運営するガソリンスタンドです。

住所〒807-0001福岡県遠賀郡水巻町猪熊 8-17-20
受付時間9:00~18:00
定休日:1/1~1/2
Google Map評価4.0

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
法定費用25,940円35,850円44,050円52,250円
基本料金19,000円22,000円22,000円22,000円
代行費用0円0円0円0円
合計44,940円57,850円66,050円74,250円
割引後料金(最大)30,940円43,850円52,050円59,850円

太宰府インターTSと同じ運営会社かつガソリンスタンドによる車検ですが、料金面ではこちらの方が少し高くなります。

業者に対する口コミとしては、全体的に評価されていますが、ガソリン料金などで物申す意見が出ています。

車検の速太郎 太宰府インター店

車検の速太郎 太宰府インター店

車検の速太郎 太宰府インター店は、ローレル石販株式会社が運営する車検専用業者です。

住所〒816-0912 福岡県大野城市御笠川6丁目5-21
受付時間受付9:00~16:00
営業9:00~18:00
定休日:毎週水曜日、12月28日~1月4日
Google Map評価4.5

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
(1.5t~2t)
特大車
(2t~)
トラック・バン
法定費用25,940円35,850円44,050円52,250円60,450円21,250円
基本料金14,300円14,300円14,300円14,300円14,300円14,300円
代行費用0円0円0円0円0円0円
合計40,240円50,100円58,350円66,550円74,750円35,500円
割引後料金(最大)

割引については、以下の条件に当てはまった場合に適用されます。

  • インターネット予約:1,100円
  • 60歳以上:3,300円
  • 身体障害者手帳をお持ちの方:3,300円

ただし、上記3つの割引は併用不可です。

業者に対する口コミとしては、全体的に評価は高めで、具体的な事例を挙げた悪い口コミは書かれていませんでした。

イデックス車検 筑紫店

イデックス車検 筑紫店

イデックス車検筑紫店は、株式会社イデックスリテール福岡が運営する車検専用業者です。

住所〒818-0061 福岡県筑紫野市紫4丁目10番1号
受付時間9:00~17:00
年中無休
Google Map評価3.6

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
(1.5t~2t)
法定費用25,740円25,650円33,850円52,050円
基本料金22,000円22,000円22,000円22,000円
代行費用0円0円0円0円
合計47,740円57,650円65,850円74,050円
割引後料金(最大)37,840円47,750円55,950円64,150円

割引及び車検を受ける際の特典は、以下のようになっています。

  • 前回入庫割引:2,200円
  • イデックスでんき入会割引:2,200円
  • 事前見積割引(車検満了日1ヶ月以上前の見積):2,200円
  • 代車不要割引:1,100円
  • 早期予約割引:入庫日から3ヶ月以内の予約1,100円/3ヶ月以上の予約2,200
  • 車検特典:ガソリン10L無料券贈呈とオイル交換半額

上記の割引は併用可能であり、代車不要や早期予約などは新規での利用でも達成が容易です。

業者に対する口コミとしては、ガソリン代金など車検以外の項目で評価が下げられています。

くるまクリニック 新宮店

くるまクリニック 新宮店

くるまクリニック新宮店はローレル石販株式会社が運営するガソリンスタンドです。

住所〒811-0101 福岡県糟屋郡新宮町大字原上874-1
受付時間9:00~18:30
定休日:水曜日 年末年始
営業時間31日:19時完全閉店 1月2日~4日:8時開店~給油のみ対応 
Google Map評価3.7

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車大型RV車
法定費用26,840円35,850円44,050円52,250円60,450円
基本料金23,100円23,100円23,100円23,100円23,100円
代行費用0円0円0円0円0円
合計49,940円58,950円67,150円75,350円83,550円
割引後料金(最大)39,140円49,050円57,250円65,450円73,650円

割引については、以下の3つを併用できます。

  • 基本割引:1,000円
  • ネット予約割引:6,000円 
  • 6ヶ月前の予約割引:2,000円

業者に対する口コミとしては、高く評価する意見がある一方で、店員の悪い対応に意見する声も挙がっています。

GTNET車検センター 福岡インター

GTNET車検センター 福岡インター

GTNET車検センター 福岡インターは、GTNET株式会社が運営する車検専門業者です。

住所〒813-0034 福岡県福岡市東区多の津3-16-5
受付時間9:00~17:00
定休日:火曜日
Google Map評価4.3

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車特大車
(2~2.5t)
法定費用25,740円35,650円43,850円52,050円60,450円
基本料金9,350円10,450円12,100円14,300円16,500円
代行費用0円0円0円0円0円
合計35,090円46,100円55,950円66,350円76,750円
割引後料金(最大)

上記の金額は45分車検における基本料金で、車種や購入からの年数によっては価格が前後する可能性があります。

業者に対する口コミとしては、車検の料金の安さや車検にかかる時間の短さに満足する声が多数見られました。

セルフステーション那珂川SS

セルフステーション那珂川SS

セルフステーション那珂川SSは、株式会社アイビー石油が運営するガソリンスタンドです。

住所〒811-1213 福岡県那珂川市中原4-65
受付時間8:00~20:00
定休日:1月1日~2日
Google Map評価4.2

車検における料金は、以下の通りです。

軽自動車小型乗用車中型乗用車大型乗用車
(1.5~2t)
小型貨物・バン
(1t超~1.2t)
法定費用29,140円39,650円47,850円56,150円23,350円
基本料金17,800円17,800円17,800円17,800円17,800円
継続検査料8,000円8,000円8,000円8,000円8,000円
代行費用0円0円0円0円0円
合計54,940円65,450円75,350円81,950円49,150円
割引後料金(最大)36,940円47,450円55,650円63,950円31,150円

基本料金や代行費用とは別に継続検査料が設けられており、全ての車種で一律8,000円かかります。

割引に関しては以下の特別6大割引があり、最大18,000円分が料金から引かれます。

  • 早期予約割引:6ヶ月以上前の予約で6,000円引、以降は5ヶ月~1ヶ月前の予約で5,000~1,000円引
  • ペア予約割引:家族・友達同士で1ヶ月以内に予約した場合、1台につき2,000円引
  • 代車なし割引:2,000円引
  • 初回車検割引:新車の初めての車検かつ走行5万キロ以内で1,000円引
  • リピート割引:2,000円引
  • セット割引:車検時にコーティングまたはキズ直しをセットで利用した場合、5,000円引

特別6大割引はいずれも併用できますが、上記以外の割引については併用できません。

業者に対する口コミとしては、ガソリンスタンドとしてはセルフになった点で評価を下げる意見も出ています。

一方で、車検については対応の良さで一定の評価を得ています。

福岡の車検相場と金額が変わる理由

車検相場と金額が変わる理由

車検は初回と2回目以降で、料金が大幅に上がる可能性があります。

車検の検査項目自体は変わりませんが、検査時に不備や不調が発覚した場合、部品を交換しなければいけません。

2回目以降は購入から年数が経過しているため、部品が劣化する可能性が高く、部品の交換費用から金額が高くなります。

車の中で劣化する可能性が高い主な部品は、以下の通りです。

劣化する部分理由
タイヤ長距離や荒れた道を走行してすり減る
空気圧の減少によるパンク
バッテリー車の利用頻度が少ないと電気が貯まりにくくなる
経年劣化する
冷却装置冷却水を交換してないとエンジンの故障に繋がる
長期の利用で装置自体の不調で水漏れが発生する
オルタネーター発電機にあたる部品で経年劣化する
クラッチクラッチを必要以上に繰り返したり、休息にギアを上げると破損する

上記の部品は車検時に不備があると不適合になるため、業者の事前の検査では交換して車検に通すようにします。

3年目の車検は劣化の少なさや新車保証により費用がかからない

新車を購入してから1回目となる3年目の車検では、以下の要素から5年目以降よりも料金が低額で済むのが普通です。

  • 部品の劣化が少ない
  • 新車保証が適用されている
  • 減税対象車種の増加

新車を通勤や買い物などの一般的な範囲内で使用している場合、3年間でも部品は極端に劣化しません。

定期的なメンテナンスも行っている場合は、さらに部品の劣化は少なくなるため、結果的に車検における交換料金もかからなくなります。

新車保証はメーカー保証とも呼ばれており、適用期間内であれば特定の部品の交換や修理を無料で行ってくれます。

そのため、3年目の時点では車検で引っかかる要素が少ない状態になっているのです。

新車保証の適用期間については、基本的に以下の範囲と定められています。

保証の種類条件保証する範囲
一般保証新車登録後3年間または走行距離60,000kmのどちらか早い方まで消耗備品や特別保証にあたる部品を除くすべての部品
特別保証新車登録後5年間または走行距離100,000kmのどちらか早い方までエンジンや乗員保護装置など、重要な部品

減税対象の車種はエコカーを指しており、車検で発生する自動車重量税についても、エコカーは減税もしくは免税となります。

ただし走行距離が長距離であったり、車体の破損が生じたりした場合は、1回目の車検でも料金が高くなる可能性があります。

5年目の車検はメンテナンスの有料化や免税措置が無くなる

5年目の車検。料金が高くなる

2年ごとに訪れる5年目以降の車検では、3年目の車検の時点では見られなかった劣化や保証期間の終了から料金が高くなります。

  • 複数の部品が劣化して交換が必要な部分が増える
  • 新車保証の期限が切れて、普段のメンテナンスが有料になる
  • エコカーによる減税は、基準を満たさない限り2回目以降は適用されない

新車保証における一般保証は3年、特別保証は5年が基準になるため、2回目の時点では特別保証のみ受けられる可能性はあります。

しかし、3回目以降はどちらの保証も切れているため、メンテナンスで交換の必要性が出た際は有料となってしまいます。

普段のメンテナンスをしていないと、車検時に部品の劣化が発覚して通らない可能性もあるため、交換をしない選択をしても費用がかかる点は変わりません。

減税対象の車種については、国土交通省が数年おきに基準を更新しており、5年前の車種になると基本的には対象外となります。

そのため、減税もしくは免税分の自動車重量税が2回目以降は通常通り計算されて、1回目よりも高い料金設定になってしまうのです。

ただし、小まめにメンテナンスをしている場合は車検自体にかかる料金は抑えられる可能性があります。

中古車は7年ほどで買い替えた方が費用的にお得

中古車は購入した商品によって車検を受けた回数は異なりますが、新車から購入してメンテナンスしてきた車ではありません。

購入した段階である程度整備されていても、購入者自身が把握できていない劣化が生じる可能性も考えられます。

車は古くなるほど燃費が悪くなり、メンテナンスが必要な回数も増えるため、中古車の場合は特に早めに買い換えた方が車にかかる費用を抑えられます。

基準としては購入から5年から6年経過した時期、車検では3回目となる7年目付近で買い替えを検討してみましょう。

5年目以降の車検はメンテナンスやユーザー車検で安価に済ませられる

5年目以降の車検。安価なユーザー車検

5年目以降の車検の料金は高くなる可能性がありますが、定期的なメンテナンスやユーザー車検を活用すると費用を安価に抑えられます。

そのためには信頼できる整備業者を見つける必要があるため、車検と共にメンテナンス業務も請け負う業者を見つけましょう。

近年では車の整備業者で不祥事が相次いで発覚しており、普段のメンテナンスを依頼する業者選びも慎重に行う必要が出てきています。

車検の1年前のメンテナンスで劣化や故障を事前に把握する

車検の料金が高くなる原因の1つである部品の交換ですが、定期的なメンテナンスで必要最小限に抑えられます。

メンテナンスで部品が劣化する前に整備を行った場合、部品の劣化をある程度遅らせられます。

車検が行われる1年前にメンテナンスを依頼するのがおすすめで、5年目の車検の場合は4年目が適した時期です。

業者によっては定期的なメンテナンス込みの車検プランを提供しているため、手間を省きたい人はプランの利用も検討しましょう。

定期的にメンテナンスしていると自分では気付かない不調も発見できるため、事故や故障を未然に防げる点でもおすすめです。

ディーラー以外の業者で整備した方が料金的に安価で済む

整備はディーラー以外が安価

新車の場合はディーラーがメンテナンスにも対応してくれますが、料金面で考えるとほかの業者でメンテナンスした方が安価で済みます。

ディーラー以外でおすすめの業者は、地元の自動車整備工場です。

メンテナンスの段階から利用して工場の人と関係性を築いていると、車検の料金を割引してくれる場合もあります。

自動車整備工場以外を選択する場合は、料金面の比較や整備以外のサービスをチェックしておきましょう。

不正な請求を防ぐために整備を依頼する前は部品の写真を撮る

近年では悪質な整備業者が店舗内で故意に車の部品を損傷させて、部品の修理代を水増しする事例が発生しています。

故意でない整備士のミスであっても店舗側が自白しない限りは、元々の故障として請求される可能性があります。

不正な請求を防ぐためには、整備を依頼する前にエンジン周りなどの重要な部分について、写真を撮るのがおすすめです。

普段からセルフメンテナンスを行って状態を把握していても、証拠がなければ店側の責任は問えないため、ひと手間かかっても撮影はしましょう。

ユーザー車検は法定費用と部品交換代のみで車検にかかる費用が低額

ユーザー車検。車検にかかる費用が低額

ある程度車に関する知識がある人は、自動車整備工場等でメンテナンスをしてもらった上で、ユーザー車検も検討してみましょう。

ユーザー車検とは、全国の運輸支局にある自動車検査場で、所有者自身が必要な検査を行う車検です。

しかし、所有者がすべての整備や検査を行うわけではなく、定期点検整備を行った状態の車を項目に従って検査を行っていきます。

そのため、ユーザー車検をする前には定期点検整備のみ業者に依頼する必要があります。

所有者自身が車検を行うメリットは、以下の通りです。

  • 業者に依頼するよりも料金が安くなる
  • 1日のうちに車検を終わらせられる

車検業者における料金は、基本料金や代行料金を含めたものが提示されています。

ユーザー車検の場合は法定費用と部品交換代、検査手数料のみで済むため、業者に依頼するよりも料金を抑えられるのです。

当日の検査に問題なく合格した場合は1日で終了するため、車検業者のように数日以上車を預ける必要もありません。

一方、所有者自身が検査する関係上、車検業者への依頼ではなかったデメリットも発生します。

  • 必要書類の作成や税金の支払いなど手続きが多い
  • 自動車検査場の利用時間は平日に限られる
  • 検査が上手くいかない可能性がある
  • 不具合が発覚した場合に整備が必要

ユーザー車検で提出する書類の作成段階からすべて自分で行わなければならないため、車検全体で時間や手間はかかります。

検査場は平日の日中しか予約を受け付けておらず、希望した日に検査が行えるかは予約状況次第となります。

そのため、有効期限の満了日が近い場合は、余裕を持って予約しなければいけません。

検査時には検査官が付いていますが、基本は所有者が車を操作します。

操作に慣れていないと失敗して不合格になる可能性もあるため、事前に車検で行う項目の把握や操作方法の勉強は必須です。

仮に検査時に部品の不具合が発覚した場合は、所有者がその場で整備する必要があります。

難しい項目が多いように見えますが、検査の進め方などを把握していると、料金面でのメリットが非常に大きいです。

本番で引っかからないためにも、日頃のメンテナンスや事前の定期点検整備は、信頼できる業者に依頼しましょう。

福岡でユーザー車検を受ける場合

福岡でユーザー車検を受ける時の検査場は、福岡運輸支局の本庁舎です。

住所〒813-8577 福岡市東区千早3丁目10-40
管轄区域福岡市、春日市、大野城市、太宰府市、筑紫野市、那珂川市、福津市、宗像市、糸島市、古賀市、糟屋郡
ユーザー車検の受付平日
午前:8時45分~11時45分
午後:13時00分~16時00分

福岡運輸支局では連絡窓口を設けていますが、ユーザー車検の申し込みはネット以外受け付けていません。

当日に作成する書類もあるため、予約した時間よりも余裕を持って検査場へ向かいましょう。

ユーザー車検では事前に準備が必要な書類がある

事前準備が必要な書類がある

新車もしくは中古車を購入した場合に行う車検は継続車検にあたるため、ユーザー車検で必要なものは継続車検の基準で用意していきます。

ユーザー車検で事前に準備するものと、車検当日に全国の運輸支局で受け取るものは、以下の通りです。

事前に準備するもの当日受け取るもの
・自動車検査証
・自動車税納税証明書(自動車税に延納等が無ければ省略可能)
・自賠責保険(共済)証明書
・点検整備記録簿
・認印
・自動車重量税納付書、印紙
・継続検査申請書(3号様式)
・自動車検査票、手数料納付書、印紙、証紙

車検証や自賠責保険は常に車へ搭載されているため、新たに発行する必要があるのは点検整備記録簿です。

整備業者で定期点検整備を受けた車であると証明する資料になるため、当日は忘れないように持っていきましょう。

ユーザー車検の検査場では規定の項目を指示に従って行う

ユーザー車検全体の流れについては、以下の通りです。

  1. 定期点検整備を行う
  2. 点検整備記録簿に点検と整備内容を記入
  3. ユーザー車検の予約
  4. 必要書類の準備
  5. 自動車検査場での検査
  6. 新規の自動車検査証と検査標章の発行

ユーザー車検で利用する検査場の予約については、ネットで自動車検査インターネット予約システムを検索しましょう。

無料のアカウント登録後、ログイン状態で検査種別や全国の検査場の空き時間を選択して予約します。

検査場で行う検査内容については、以下の項目を順番に確認していきます。

  1. 同一性確認:車検証と同一の車か確認
  2. 外廻り検査:ライトやワイパー、クラクション等の確認
  3. サイドスリップ検査:タイヤの滑り具合を確認
  4. ブレーキ検査:フットとサイドの両方が効くか確認
  5. スピードメーター検査:表示速度と実際の速度の誤差の測定
  6. ヘッドライト検査:光の量や方向、色味の確認
  7. 排気ガス検査:排出する一酸化炭素と炭化水素量の測定
  8. 下廻り検査:特定の操作をしながら検査官が車の下部を確認

検査内容は検査官以外に掲示板や音声で指示される場合がありますが、指示通り行うだけで初めてでも問題なく済ませられます。

ユーザー車検は当日2回までは無料で再検査を受けられる

再検査は当日2回までは無料

ユーザー車検で必要な料金は自賠責保険や自動車重量税などの法定費用、検査手数料のみですが、再検査の回数によってはさらに費用がかかります。

検査では1カ所でも不備があった場合には不適合になりますが、当日中でも2回までは無料で再検査を受けられます。

ただし、検査場へすぐに再入場するためには、不適合だった箇所を自分で点検及び整備しなければいけません。

自分で点検や整備ができない場合は、当日中に整備工場などで整備を受けに行った上で、検査場に戻ってから再入場できます。

検査回数が3回を超える場合は、自分で整備できるか否かにかかわらず、再入場のために追加の検査手数料が必要です。

4回目以降の検査手数料は、車種と点検及び整備に利用する場所によって、以下のように変わります。

手数料指定整備工場で整備する場合指定整備工場以外の工場、もしくは自分で整備する場合
普通車・小型車1,600円1,800円
小型二輪・大型特殊1,200円1,900円

再入場時には手数料の支払いと共に限定自動車検査証を発行し、検査証があると当日を含めて15日間は公道を走行可能です。

限定自動車検査証には、検査で不合格だった項目が記載されています。

再検査を2週間以内に行う場合は、不合格だった項目のみ検査を受けて合格すると、車検は完了します。

一方で、限定自動車検査証の発行から2週間を過ぎて再検査する場合は、すべての検査を最初から受けなければいけません。

限定自動車検査証の有効期限も切れているため、検査場までは車両運搬車などを利用して車を運ぶ必要があります。

出典・参考

福岡運輸支局 本庁舎 – 九州運輸局